8月第2週末は夏コミ(そいやまだレポート書いてない…!)、第3週末は身内で長野へ旅行、と今年の夏はあちこちへ動いているわけですが、9月第1週末はその締めくくりとして、関西方面&名古屋へと旅行へ行ってきました。
元々は9/5に開催されたこみっくトレジャー16へ参加するのが目的だったのですが、どうせなら関空のあそこへいってみたいな、どうせならちょっと日程を延ばして名古屋も行ってみたいな、どうせならじゃあ名古屋でReceipt Rallyの企画をいっちょやってみたいな、と「どうせなら」が積み重なった結果、3泊3日のグランドツアー挙行、と相成りました。
レポートの1回目ではグランドツアーの1日目、関空へ降り立ってから1日目の昼まで、をお届けします。タイトルの意味は後ほど。
出立
ここ最近の大阪遠征(なんだかんだで2008/9、2009/6、2009/8、2010/1と今回で5回目)は、行き帰り共にJR高速バス、というのが定石になっているのですが、ちょっと目先を変えたいなー、というのと、関空のあるスポットへ行きたいなー、というのがありまして、今回は行きは羽田発関空行きのJAL便に乗る事にしました。
午前8時という割合早い時刻に羽田着。羽田1タミに来るときは大体南ウイング(福岡便は南ウィング出発なのです)なので、来たウィングは実は初めてくるかも。
なんでこんな早い時刻に羽田に来ているかというと、後々の予定との兼ね合いで10時前に関空に着く便に乗りたい、というのが理由だったのですが、この時間の関空行きはあんまり需要がないのか
こういうおっきな飛行機(B747-400DとかB777-300とか!)ではなく、
エンブラエル170というちっこい飛行機(写真は関空で撮影)で運航されます。
や、まぁ、小さいとはいえDHC-8-Q400とかよりは全然大きいですし双発ジェット機ですけど、なんていうか、一応日本有数の幹線路線じゃないですか東京-大阪って。それがこういう機体ってのは……。
まぁ、乗ってしまえばどうということはなかった、というかB737とかと同じだったんですが。
関空へのフライトは約1時間半。機内では
朝ごはんに、毎度恒例の崎陽軒のシウマイ弁当を食べたり
食べ終わったあたりのタイミングでサービスされるコンソメスープを飲んだりし、音楽を聴きながらボーっと外を見ていると、あっという間に関空へ到着。数時間程度であれば、本を持ち込まなくても飛行機は飽きなくていいですな。
関空にて
預けた荷物を受け取り、到着エリアを出ると、そこにはなんとTSUTAYAが。
さらにLAWSONにドトールも! んー、なんかどれも空港にある、というイメージのないお店ですねぇ……などといいつつ、Receipt Rallyのために両方訪れておきました。
そう、今回関空着にした理由であるところのあるスポットというのは、このReceipt Rallyの一環でぜひ訪れておきたいところ、関空の国際貨物地区内にあるというファミリーマートなのです。
関西国際空港の中には、到着エリアにあるローソンのほか、国際貨物地区内にファミリーマートとローソンがそれぞれ1店舗づつ出店しています。この両店舗はその立地ゆえ一般客は訪れる事はできないのですが、そう言われると行ってみたくなるのが人情というもの。
ということで色々調べてみると、実は関空の国際貨物地区はきちんと申請を出せば入る事ができるそうで、つまりこれらのコンビニも訪問する事が可能、という事なわけです。ならばいかいでか、というのが今回の旅行の第1目的。
国際貨物地区へは、従業員用の路線バスが運行されており、訪れる場合はこのバスに乗る必要があります。このバスの乗り場なのですが
ターミナルビルから鉄道駅のほうへと歩いていき、JR・南海の両改札の前を通り過ぎ、
エアロプラザ(ホテルとかがあるビル)へ向かうブリッジの横、逆光で分かりにくいですが小さい階段が見えますが、この階段を下りたところの
こういう案内看板(警告看板?)がある所にあります。
看板の通り、バス停の横にある立入手続所(警備員さんの詰め所みたいなところ)で、見学目的なんですが、とお願いをし、申請書に必要事項を書いた上で身分証明書(免許証でOK)を提示すると、
こういう一時立入証をもらえます。もちろん出るときは要返却。
ちなみにこの申請を出す時に、会社名が必須項目になっているため、「別に会社の用事で来たわけじゃないんだけどなぁ……」と戸惑いつつ会社名を書いた、という。まぁこういうところは本来会社の用事でしか来ないので、必須項目になっているのはうなづける話ではあります。
国際貨物地区内を循環しているバスに乗り、「機内食前」とかいうユニークな名前のバス停にほー、と感心していると、目的地の「浄化センター前」に到着。
バス停を降りて後ろを振り返ると!
本当にファミマがありました……!
いや、オープンしましたというニュースリリースをファミリーマート自身が出すくらいで秘密でもなんでもないですし、どどのつまりはただのコンビニなのですが、バスを降り立って生でこの光景を見たときは、思わず「すごいや!ラピュタは本当にあったんや…!」と言ってしまうくらいなんというか驚いたというか感動したというか。
燦然と輝く「関空国際貨物地区店」の文字!
店舗の外見とか店舗前の様子は、いわゆる国道沿いのファミリーマートという感じなのですが(シャワーコーナーが設置されているのがちょっと特殊かも?)、
横から飛行機がぐいーん、と上昇していくのを見ると、あぁ、ここは空港の中なのだなぁ、と改めて実感します。
循環バスの帰りのバスに乗り、そのままターミナルビルへ……は戻らず、
「JAL輸出ビル前」というバス停で降りると、国際貨物地区内の2件目のコンビニ、ローソン関空貨物ビル店がすぐ近くにあります。
バス停からちょっと手前に戻り、倉庫の方へ入る道を進んでいくとローソンがあるはずなのですが……、2F?
え、2Fって書いてるけどこれ思いっきり倉庫だよ? などと戸惑いつつ、まぁ指示通りに上がってみるか……と階段を上がって2階に入ると。
おーわ本当にあったよ! なんか外見はオフィスビルの中にあるコンビニと変わんないんですが、たどり着くまでは半信半疑というか。まぁ利用するのはこのエリアで働く人オンリーなのでそんな事は気にしないんでしょうけど。
てか、せっかくだからここでしかないような物が売っていないか、を詳しく観察して置けばよかったですねぇ。前のファミマも含め、ざっと見た限りでは目に付きませんでしたが。
ちなみに「国際貨物地区」というだけあって、この周辺には各航空会社の貨物ヤードが立ち並んでいます、っていうか本来そのためのエリアなんですけど。
日本航空のビル。
大韓航空のビルもあります。
ご存知FedExも。
関空は24時間離着陸可能な国際空港、というのを生かして、貨物のハブ空港としての生き残りを図るべく、国内だけでなく海外の航空会社も積極的に誘致しています。
で、FedExの建物の隣には、AASCのビルがあります。ここは機内食などを製造しているビルで、先ほど通った「機内食前」というのは、要するにこのビルの前のバス停なのです。
ビルの横にくっついてるコンテナは、これ実はトラックの荷台部分です。コンテナごと持ち上げて2階に横付けして搬入、搬入が終わったらコンテナが下りてトラックの上に納まります。さらにトラックは飛行機の横まで自走し、飛行機に機内食を積み込むときには再びコンテナが持ち上がり、直接ドアから搬入できる、という按配になっています。
関空の中をひとしきり堪能した後は、JRで大阪市内へ向かいます。いったんホテルへチェックインした後、再び電車で今度は和歌山へと向かったのですが、ここから先は後ほど。
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