その1・その2でおわらなかったこのシリーズ、いよいよその3は内宮編です。
外宮からバスで揺られること20分…なのですが、実はこの前に伊勢うどんのお店を訪ねて昼食を食べています。その時の様子は別途食堂車の方でお話しするとして。
伊勢神宮の内宮は、天照坐皇大御神(あまてらしますすめおおみかみ)を主神とする神社です。天照坐皇大御神、一般に言う天照大神は、日本の神様として有名ですが、元々は太陽の神様とされています。岩戸隠れのエピソードなどが有名なあの神様ですな。
バスを降りてちょいと歩くと、宇治橋鳥居が見えてきます。この奥にかかるのが宇治橋、内宮の中と外を隔てる五十鈴川にかかる橋です。
橋の上から五十鈴川上流を眺めるとこんな感じ。橋の上流に建てられているのは、木除杭と言って、流れてきた流木などが横倒しのまま欄干に激突しないようにするためのもの、だそうです。
最初にこれを見たときは「川の流れを弱めるために立ててるのかな…?(「ガリア戦記」でカエサルがライン川に橋を立てたときに、この目的で杭を立てた)」と思ったんですが…まぁ、当たらずとも遠からず、という感じですか?
境内に入り、神苑、火除橋、一の鳥居と進んでいくと見えてくるのが、この五十鈴川御手洗場です。古くはここで身を清めてから参詣した、ということで
私も下へ降りて、ここで手を洗ってみました。もう少し時期が下ると、五十鈴川の紅葉が綺麗なんでしょうなぁ…。
さらに正宮へと向かっていくと、道中には大きな木がいくつも生えています。二の鳥居、神楽殿を過ぎると
御正宮へとたどり着きます。こちらも例によって撮影禁止なので、写真は無し。
正宮の参拝を終えて、ちょっと戻った所の左手に
「荒祭宮」と書かれた案内札が立っています。外宮の多賀宮もそうでしたが、こちらも石段を登った所にあります。
石段を登っていく途中には
御稲御倉、下幣殿などの倉があり、さらに登っていくと
荒祭宮へとたどり着きます。こちらも外宮の多賀宮と同様、主神である天照大神の荒魂を祀った宮だそうです。
荒祭宮から下りて少し戻ると、右側に風日祈宮橋へ続く道が見えてきます。
橋を渡った所にあるのが風日祈宮、外宮の風宮と同様、級長津彦命(しなつひこのみこと)・級長戸辺命(しなとべのみこと)を祀った宮です。
外宮もあらかた参拝し終えた所で伊勢神宮参拝はとりあえず終了。この後は参道にあるおかげ横丁で昼食をとったりしたわけですが、このときの様子は食堂車の方で。
で、この後は四日市で友人に会った後、名古屋へ戻ってそのまま帰京することになったわけですが、間違えてホームに上がった後でホーム上に待合室などがないことが判明、寒い中ホームのベンチで4時間もながらの入線を待つことになるという。こういうときのために本も持っていってましたし、ノートPCもあったので暇ではなかったですが…、中々に堪えましたな。
で、帰りのながらの中で食べるために買っておいた柿の葉寿司がこちら。
6個いり。中々においしゅうございました。
ちなみに帰りのながらの車中では、割合たっぷり寝ることができました。まぁどちらかというと「寝不足だったので寝ることができた」に近いですが。
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