その1では房総半島をぐるりと回って勝浦まで行った今回のツアー。その2は今度は千葉県の北東部を回り、ゴールへと向かいます。
というか後半はですね、けっこう車内で寝ちゃってるんですね……(汗


勝浦駅で、これまでの255系に変わって、今度は113系に乗り換え。

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電車は千葉行きですが、千葉までは戻らず、途中の大網まで向かいます。

道中の風景は、内房線と打って変わって今度は太平洋が広がる……はずですが、寝てしまったのでよく覚えていませんw

ふっ、と目が覚めたら大網だったので、あわてて下車して東金線ホームへ向かいました。



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東金線のホームは、外房線のホームと離れている上に、案内板がぱっとよく分からなかったので、ややあせった次第。
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ここからも113系で、こんどは成東を目指します。


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東金線は内房・外房線と違い、房総半島の内側をぐーっと進みます。ゆえに周りに広がるのは田園地帯。

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のどかな風景の中、単線の線路を列車は進んでいき……というほど長時間でもないですが

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成東へ到着しました。大網もそうでしたが、駅名標がかすれておる……。



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ぼけーっ、とまっていると、East-i(JR東日本所有の、線路の点検などをする車両)が入線。最近は何度か診る機会があったので、そこまで珍しい、という感じではないんですが、取り合えずパチリ。

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んでもってさらに時間があるのでアイスを食べるなど。チョコミントウマー。

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という感じで待つこと20分強、総武本線銚子行きの列車が入ってきました。



松岸へは成東から1時間弱。ここもいい塩梅の居眠り区間なわけで、松岸の手前あたりまでずっと寝ていたのですが

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ふっ、と目を覚ますと大きな風車が。1基だけでなく何基か並んで立っていたので、おそらく風が強いのでしょう。

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なんてことを考えていると松岸に到着。ここも駅名標がかすれて……(汗



松岸での待ち時間は28分。先ほどと違って普通の列車すら通らないので、ひたすらぼけーっ、と待つことになります。

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銚子方面はこんな感じ。

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千葉方面はこんな感じ。

いかにも田舎の列車交換駅、というたたずまいの松岸駅のホームで、日陰のベンチに退避しつつぼんやりと電車を待っていると、こう、やはりたまにはこういう時間を持たないと人間ダメだなぁ、などということを思ったりもします。

まぁ考えてみれば、ここまでの道のりも同じようなものといえばそうなのですが。



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そんなことを考えつつお昼過ぎ。ようやく成田線千葉行きの列車が到着しました。ここからは成田まで、なんと1時間半弱もの長い道のりがまっています。さらに千葉まで行くとなると2時間程度かかるわけで、そりゃー、特急とかの需要があるはずだよなぁ、ってか自家用車とか高速バスとかに客を採られるわけだよなぁ、などと複雑な気分。

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出発してしばらくすると、左手には風車が見えてきます。先ほど総武本線に乗っているときにみた風車ですね。

この後も例によって眠りこけてしまい、気づくと成田駅。おまけに成田駅の乗り継ぎは時間に余裕がない上に、成田線と我孫子支線のホームが遠いために走って乗り継ぎをする羽目になり

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写真を撮る余裕もありませんでした。



我孫子支線に揺られること40分強。

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我孫子に到着しました。ここまでくれば今回のツアーもそろそろゴールが見えてくるところですが、ここに今回のツアーの(ある意味)一番のお目当てがあるのです。

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そう、ご存知我孫子駅の蕎麦屋、弥生軒です。

ここの名物は

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こちら、大きな大きなから揚げの乗ったから揚げそばです。1個でもけっこうな大きさがあるので、2個乗せをオーダー。

味は……うん、ムラがあるねw コショウの利いた部分は美味しいのですが、皮のふにゃっとした部分はあんまり……という感じ。でも不思議と後を引くというか、また食べたくなる味なのはやっぱり独特だからですかね。



弥生軒で蕎麦を(というかから揚げを)食べてしまうと、後は帰路を一直線です。

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常磐線で新松戸へ。

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そこから武蔵野線で西船橋へ向かえば、後は総武緩行線で東船橋へ行って、今回のツアーは終了、と相成りました。



大雑把にぐるりと回るだけでも10時間。やはり千葉ってなんだかんだででかいなぁ、と今回改めて実感しました。

まして関東最東端の銚子・犬吠岬とか、小湊鐵道で行く養老渓谷とか、西の江ノ島・湘南……には及ばないかもだけど立派な夏の観光地である九十九里浜だとか、まだまだ訪れるところはいっぱいあるわけで……回りきれるかなぁ、回ってみたいですけどねぇ。